田口淳之介さん脱退から考えるアイドルの終わり

KAT-TUN田口淳之介さんがグループの脱退及び事務所の退所を発表した。


私の青春時代、KAT-TUNはトップアイドルだった。
私の周りの友人は、KAT-TUNのファンの子が多かったので、それはもうたくさんの雑誌の切り抜きを見せられた。
ごくせん、華々しいデビュー、リップクリームのCM。
ほとんど興味が無い私だって、テレビをつければ彼らの姿を見ない日は無かった。
でも、グループはどんどん姿を変えていった。
メンバーが減り、心ない言葉や好奇の目の中でそれでも頑張っている事を聞いていた。



それでも田口淳之介さんはグループを去る決断をした。



この事を聞き私が考えたのは、
「アイドルの終わり」
という事だ。

先日SMAP×SMAPで、シャッフルビストロのゲストに木村拓哉さんを迎えた放送があった。
それを見ながら私は、
「男性アイドルはずっと永遠にアイドルでいられる幸運と不幸があるな」
木村拓哉さんは死ぬまでキムタクでいる運命と呪縛の中で生きてるんだな」
と思っていた。

それは、ファンにとってもメンバーにとっても幸運でも不幸でもあると思う。
そして、女アイドルのファンの私にとっても、生涯アイドルでいられうる男性アイドルは羨ましくも怖くもあるのだ。



女アイドルには「賞味期限」がある。



賞味期限という言葉を使うのはあまり好きではないが、あえてこの言葉を使いたい。
女アイドルは、いつか卒業しファンの前を去る日が来る。
私たちはそれを知っているから、彼女達がアイドルとして過ごす「今」という限られた時間を必死で追う。
女アイドルに「次」なんて来ないかもしれないのだ。


Berryz工房は今年の3月から無期限活動休止した。
Berryz工房だっていつか必ず終わる日がくると分かっていたけれど、それでも心の何処かでずっと続くのではと思いたかった自分がいた。
それでもBerryz工房だって例外ではなく、私たちの前から去っていった。


女アイドルは必ず私たちの前からいなくなるんだと改めて実感した。
鞘師さんのモーニング娘。卒業もあり、私は今しかない女アイドルの儚さと、期限が限られているからこそ輝く尊さを知った。
だから、℃-uteの秋ツアーは無理しても沢山行った。
本当に℃-uteが好きで、このツアーが好きで、それでももしかしたら次なんて来ないかもしれないと思ったらどうしても行きたかった。


女アイドルはいつか終わる。
彼女達はいつか必ず終わる日が来てファンの前を去る。
だからこそ、その限られた日の中で輝くのかもしれない。




男性アイドルは、ずっとアイドルでいられる。
SMAPTOKIOのように、アイドルでもあり国民的スターとしてずっとずっと私たちの前で歌う事が出来る。
そして、アイドルでなくなる日が来るとしたらそれは自分でずっと続くはずの未来を断ち切らなければならないのだ。



怖いと思った。
でも羨ましくもあった。



ずっとアイドルでいられるという呪縛の中で、アイドルを続けることも辞めることも大きな勇気がいる。
どちらを選ぶことも強いことだと思った。
アイドルとして生き続ける勇気も、自分で終わる日を決める勇気も、女アイドルの強さとは違う強さが必要だと思った。
そしてそれを受け止めるファンの強さも。


女アイドルもそうだけど、ファンが出来ることは受け止める事と応援する事だけだ。
反対する事も、考え直してくれという事も出来ない。
彼女、彼らの決断を信じることしか出来ない。

男性アイドルの終わりを選ぶ勇気を信じるファンの勇気もとても強いものだと感じた。
それは苦しい事だと思う。
納得の出来ない物かもしれない。
それでも信じるしかないんだ。
女アイドルだって同じだけれど、好きな人が選んだ未来が好きな人にとって一番いい未来のための決断と信じるしかない。




私は今日も、女アイドルの「今」を必死で追う。
もうこれが最後かもしれないという不安と、今を輝いている彼女達の輝きが見たいという楽しみがあるから毎日アイドルを追う。

Berryz工房の「サンクユーベリーベリー」のこの歌詞を聴く度、いつか来る女アイドルの終わりを思い出す。

「大好きな人がいて今日もニコニコしてる。それは当たり前の事じゃなかった」
「永遠と思っていた時間永遠じゃないから」




そして自分で去る日を決断した田口淳之介さんの勇気とそれを受け止めなければならないファンの強さを、女アイドルのファンの片隅から心から尊敬している。

田口淳之介さんが、アイドルとして過ごす最後の日まで田口淳之介さんもファンも素敵な日を過ごせますように。

℃-ute秋ツアー ℃an't STOP!!が楽しすぎる話

℃-ute秋ツアーが楽しすぎる。


座間の2日目のチケットを持っていたので、初日のセットリストを見て予習をしようとして衝撃を受けた。
シングル大全集というか、定番盛り上げ曲大全集というか。
楽しくない訳がない!と、いさんで座間に乗り込み、やはり楽しすぎて泣いた。
楽しすぎて終わりたくなくて、帰りたくなくて泣いたツアーは久しぶりかもしれない。
MCがどうしてもぐだぐだになるのが℃-uteなのだけど、とにかくMCも短く℃ant stopで笑、進むテンポのよいセットリストだった。
以下ネタバレ満載の感想。



01. THE FUTURE
初っ端から飛ばす!!!シルエットで高まる!!!
この曲は実際自分で歌ってみると分かるけれど、リズムをとるのがすごく難しい。それなのに正確な歌とダンス。かっこよすぎる。
ミリタリーぽい衣装も可愛い。

02. The Middle Management~女性中間管理職~
この曲大好き!
イントロでどんどんテンション上がる。
愛理が髪を振り乱して踊っててかっこいい。
間奏の何かに乗っているw振り付けが最高に好き。
歌詞がつんくさん全開の悲しいOLっぷりで大好き。

03. 愛ってもっと斬新
この曲自体はどこがいいのか未だに分からない…。
でもサビの振り付けは真似しやすいから楽しい。

研修生のフラフープ可愛い…。
研修生とペアになって、間奏でくぐったりする所が地味に好きだ。
この曲は間奏のセクシーなダンスが好き。

もう説明不要に盛り上がる。
フルだから大好きな二番を聴けて泣きそう。
「雨の朝暖かな部屋でコーヒー、大人のフリから本当の大人になれそう」
この歌詞は天才的にぐっとくる。

06. ★憧れ My STAR★ 
モニターを使ったこの曲のパフォーマンスは、「美しくってごめんね」を彷彿とさせる。
この曲も楽しい。
サビで皆でサイリウムでフリコピすると、会場中が同じ動きでとても綺麗。
でもどこがメンバー紹介なのかよく分からないんだけど…。

07. ENDLESS LOVE~I Love You More~
ひたすら双眼鏡で顔を見てた。
愛理の裏声が綺麗だ…。
この曲あんまり記憶にない笑。

08. SHOCK!
オリジナルバージョンの披露は久しぶりのいわくつき曲。
あえてオリジナルでやれるようになった事が、℃-uteが1つ壁を乗り越えた感じがして嬉しい。
この曲、本当に様々な問題があったけど私はとても好きな曲。

09. 二十歳前の女の子
マイマイさん10代ラストツアーということで、やっぱり外せないこの曲。
最初音源で聴いた時はおいおいと思ったけれど、皆でやる「ブーブー!」「モリモリ!」は楽しい。
この曲で、上手下手に来てくれるから見やすい。

なんとなく久しぶりなこの曲。
サビの振り付けを真似するのが楽しい。
「自分信じて〜」の愛理の声を張り上げる所が大好き。
衣装のベスト?が邪魔そうで可愛い。

11. I miss you
大好き!!!!!!!!!な曲。
初めてラジオで聴いた時から大好きで、CDが出るのが待ちきれなくて、CDをiPodに入れてからは毎日1回は聴いているぐらい好きな曲。
ここのところツアーでずっとやってくれているから本当に嬉しい。
愛理の声を存分に聴けるのが最高。
曲の最後に、モニターのステンドグラスを割るのがかっこいい。

「ジュリエットジュリエット」よりやっぱりオリジナルが好き。
愛理の裏声が綺麗だ(2回目)。

この曲のイントロで、メンバーがゆっくり階段を降りてくる所がこのツアーで1番好き。
ただでさえ高まるイントロに、ゆっくりかっこいい表情で降りてくるから「キター!」となる。
最近よく見る曲のような気がするけど、なんど聴いても好きだ。
「大人になっても、腰が曲がっても」の所でなんだか泣きそうになる。

14. Danceでバコーン! 
珍しく中盤でダンバコ。
イントロのnkskが無茶振りしてくるのが楽しい。
「ダンスで?」「?!?!バ、バコーン!?」
てなった時笑った。
問答無用にテンション上がるこの曲。
この曲は、それまでフリコピしていなかった人も一気にフリコピを始めるから会場中が1つになれる。

15. 都会っ子 純情 (2012神聖なるVer.)
この流れは、メンバーもファンもキツい。
ひたすら踊る踊る踊る!
横アリの、舞美ちゃんマイマイさん2人で台詞を言ったのは泣けた。
今回は神聖なるバージョンなのでマイマイさんが台詞。
マイマイさんが言うと、ちょっと生意気な小悪魔な女の子の曲になって可愛い。

16. Love take it all
この曲も名曲。
サビのフリコピで、キラーン!てする所が揃うとすごく楽しい。
「嘘をついてまでして体裁取り繕って逆に疲れないんだろうか?」
この歌詞が何度聴いても胸に刺さる。

17. まっさらブルージーンズ (2012神聖なるVer.)
楽しいです。本当に踊りくるって楽しい。
この曲も、ダンバコみたいに会場中が全員踊る雰囲気が大好き。
大サビ前の舞美ちゃんのパート、何回見ても泣けてしまう。
ファン皆で、「舞美ー!」て叫ぶところがなんだかぐっとくる。

18. JUMP (2012神聖なるVer.) 
研修生のお手伝いで衣装替え。
脱いで投げる所がかっこいい。
そして大好きなこの曲をフルでやってくれるのが嬉しい。
ひたすらジャンプするからメンバーもファンもヘロヘロだけど、最高にハッピーで泣ける。
「最後は絶対笑ってやる」
この歌詞に何度救われただろう。

19. Crazy 完全な大人
暗転すると、衣装が蛍光で光るんですね。
この曲も大好きだけど何度見ても振り付けを覚えられない。
舞美ちゃんパートで、照明が赤くなる所が好き。

この曲も最近すっかり定番でかっこいい。
誰か「悲しき雨降り」の事も思い出してあげてください。
マイマイさんの「生きてゆける、uh〜」の声が裏返るところが可愛い。

21. アイアンハート
アルバム曲。
モニターに歌詞が出る時に、メンバーカラーのリボンと一緒に出てくるのがさりげなく可愛い。
そしてトランポリンのパフォーマンスは、いつだったかの娘。紺のシャニムニを思い出してしまう。
とにかく明るいポジティブな曲。
大サビ前のメンバーのわちゃわちゃが可愛い。

本編ラストは、定番のハッピーな曲。
この曲の歌詞が大好きで、絶対結婚式で流したい笑。
もう本編終わり?まだ15分ぐらいしかやってなくない?と思った自分に笑った。楽しみすぎだろ。

23. 嵐を起こすんだ Exciting Fight!
アンコール明けは新曲。
後ろにMVが流れていて、ついMVも見てしまう。
衣装が純白で可愛い。
舞美ちゃんの「進め進め進め」でなぜか泣いてしまった。
勇気が出る、ライブの定番曲になりそう。

24. ありがとう~無限のエール~
新曲2曲目。
綺麗な曲でとても癒される。
「たどり着いた女戦士」「我武者LIFE」と似たようなテーマの曲は最近多いけど、断トツでこの曲が好きかな。
衣装の純白が本当に映える。

25. SHINES 
ラストはすっかりおなじみの曲。
研修生のフラッグが可愛い!
マイマイさんのイントロの「オッケー?オッケー?準備はオッケー?」が可愛すぎて楽しい。
皆でタオルをぶんぶん振って楽しく終われる。




楽しい、かわいすぎる、泣いたの連呼で自分のボキャブラリーの貧困さに涙が出る。
こんな言葉で今回のツアーの楽しさは語りきれない。

そしてメンバーのコンディションも今回のツアーはかなり良い。

特に私の推し、鈴木愛理さん。
前髪を伸ばしているのがとても綺麗で好きだったが、久しぶりに前髪を切りフワフワロングにして一気に雰囲気が変わった。
綺麗にも可愛いにもなれる、鈴木愛理さんのパフォーマンスにますます好きになってしまう。
今まで何年も鈴木愛理さんを応援して、ピンクのTシャツタオルでコンサートに行っているが、ついコンサート中は舞美ちゃんマイマイさんを目で追ってしまう事も多かった。
でも、今回のコンサート中はほとんど愛理しか見ていなかった。
愛理のパートで無くても、歌っていない時の表情を見たくてずっと愛理を追ってしまう。
本当に可愛くてかっこよくて、鈴木愛理さんは私にとって理想のアイドルだ。



早く次の会場に行きたくて、手帳を見ながら溜息をついている。


今、℃-uteがとても好きだ。
℃-uteが好きだとずっと言っていたけれど、その中でテンションは正直かなり上下があった。 
それでも、今の℃-uteが1番好きとこのツアーを見ていて確信した。
色々な事を乗り越え、11年目に向かって止まらず進んでいる℃-uteに、私も乗り遅れずについていきたい。

モーニング娘。15 鞘師里保さん卒業に思う

モーニング娘。15の鞘師里保さんが卒業を発表した。


嘘くさいけれど、本当にその発表の数時間前久しぶりに狼をざーっと読みながら
「9期にも卒業するメンバーは出るんだよな」
と思っていた。
その時考えた最初に卒業するかもしれないと思ったメンバーは鞘師ではない。誰と思ったかは言わないけど。


「鞘師年内卒業」


この言葉を見た時は思わず声が出た。
絶対エースの離脱。

まさか、という気持ちもやっぱり、という気持ちもあった。


私はもともとは高橋愛さん、亀井絵里さんのファンだった。
2人が卒業し、新垣さんの卒業までは娘。現場にも行っていたが最近はほとんど娘。現場は行っていなかった。
だから、最近の鞘師さんについて知っていたのは、正直苦しそうな鞘師さんの姿が多かった。

私が初めて鞘師さんを見たのは、9期加入初ツアーの初日の大宮公演。
震災で初日が延期になり、急遽初日となった大宮公演の昼を偶然持っていたので、初めてパフォーマンスする9期を見ることが出来た。
衝撃だった。
Moonlightnightの、愛ちゃんガキさんとパフォーマンスする鞘師さんを見て、これがエースかと思った。
小さな体とあどけない顔から想像出来ない正確なダンスとオーラが別格だと思った。
プラチナ期のモーニング娘。を追いかけコンサートに行っていた頃、本当にモーニング娘。が好きで好きで愛ちゃんを狂信的に好きだったけれど、心のどこかで「もうモーニング娘。は終わりかもしれない」と思っていた。
AKBがどんどん売れていき、モーニング娘。はこのメンバーで解散してしまうかもしれないと心のどこかで思ってしまっていた。
しかし、9期加入で一気に新しい風が入り、もしかしたらまた新しいモーニング娘。を見ることが出来るかもしれないと思った。
あの日から気付いたら5年近くたっていた。



思えば亀井絵里さんの卒業を知ったのも、高橋愛さんの卒業を知ったのもネットだった。
「亀井卒業」「高橋卒業」
その度に泣いた。泣いたけれど、卒業ツアーはたくさん行ってたくさん思い出を作った。

亀井さんジュンジュンリンリンの、卒業コンサートとなった横浜アリーナ千秋楽は5年たった今も忘れられない思い出だ。
その頃は今のように色が変わるサイリウムは一般的では無かったから、それぞれの卒業するメンバーの色にするために有志やそれぞれが持ち寄ったペンライトで客席の色を揃えた。
燃えるようなオレンジの中で、大好きな絵里が大好きな「春ビューティフルエブリデイ」を歌っていた。
「今日がこの先の未来より1番若いんだし」
大好きな歌詞を最高の笑顔で歌う絵里をその場で見られたこと、最後の曲「涙ッチ」で銀テープの雨の中でファンも一緒に大合唱したこと。
卒業も、もう会えないことも悲しかったけれど、最高のお別れを出来たと思った。

愛ちゃん卒業を知ってからは、たくさんツアーに入った。
福井にも行って初めて凱旋を見た。
愛ちゃん卒業の武道館2デイズ。
1日目は5期勢ぞろいで「好きな先輩」を歌ってくれた。
2日目の「自信持って夢持って飛び立つから」は歌詞飛ばしまくりで照れ笑いしながらも、最高にかっこよくパフォーマンスする愛ちゃんを見ることができた。
寂しさも悲しさもあったけれど、最高にかっこいいお別れをできたと思った。



鞘師さんが駆け抜けた5年は、鞘師さんにとってどんな思い出になったのだろう。
早かったのか長かったのか。
辛い事もたくさんあったと思う。
楽しいことばかりでは絶対に無かったと思う。
それでも、メンバーと作った思い出や、達成感や感動した思い出を大切にして欲しい。
ファンのエゴかもしれないけれど、人生の中で思い返した時に輝いた日々であって欲しい。


卒業コンサートがあるのか無いのか。
セレモニーはどうなるのか。
正直まだあまりに不透明すぎて実感が湧かない。
それでも、最後の日に鞘師さんとファンの皆で、最高のお別れが出来ることだけを祈る。
私が、亀井絵里さんと高橋愛さんと最高のお別れを出来たように。


鞘師さんのデビュー曲「マジですかスカ!」で、私が大好きなフレーズがある。
「きっと私もママみたいな家族を持って、でこういうのよ、幸せ!」


鞘師里保さんの12月31日、モーニング娘。としての最後の日までの日々と、これから先の鞘師さんの未来が幸せなものでありますように。



女子ドルヲタが伊野尾慧さんにハマりそうな話

さてやはり書きたいのはこのことです。


伊野尾慧さんにハマりそうだ。


ハロヲタ48ヲタの私がジャニーズにハマる日が来るなんて思わなかった。
嘘だ、木村拓哉さんは好き。
でも木村拓哉さんかっこいい!はなんか違うよね。分かんないけど。


きっかけは、ベタだけど24時間テレビです。

最初は番宣などで、伊野尾さんが番組に出ているのをなんとなく見ていて、
「おー、綺麗」
と思うだけだった。

もともと私はハロヲタなので、ずっとずっと昔ハロモニの後のヤーヤーヤー(変換めんどくさ!)の番組を見ていた。
だから、今の平成ジャンプのメンバーの若かりし頃を見たことがあった。
でも、特に興味は無かったのでデビューした後も特に曲も知らず見ることも無かった。
もちろんグループデビューは知っていたし、グループ名に衝撃を受けたり笑、メンバーがぬけたりした事も知っていた。
ただ、興味が無ければそれ以上曲を知ることもメンバーの事を知ることもない。


24時間テレビ自体もそれほど多くの時間は見ていない。
たまたまテレビをつけた時にやっているのを見たり、ツイッターで実況している方のツイートを眺めるレベルだった。
ただ、V6の岡田くんがやたらめったら「伊野尾が可愛い」と言っているのが面白くて気に入っていた。

「伊野尾が可愛い腹が立つ」

この言葉の語感の良さが気に入ってツボにハマっていた。企業のキャッチフレーズになりそうだ。伊野尾が可愛い腹が立つ。声に出して読みたい日本語。


そしてそして、運命はその後におこる。
ストンプ企画をたまたま見たのだ。



「伊野尾が可愛い」




中央で何か叩かれている伊野尾さんがやたら可愛かった。
あー、これが噂の伊野尾さんか、可愛い…確かに可愛い!
綺麗。かっこいいというより綺麗。
えー、ちょっと気になるかも…。



まあ、それ以上特に進展が起こる余地も無く何となくアルバムを借りて聴いたりしている。
しかし、アルバムの最後にメンバーからのメッセージが入っているのは何なのw
シュールすぎて面白い。


どの声が伊野尾さんなのかすら分からないので、ただぼけっと聴いているだけだが、元気が出る曲が多くて楽しい。
アイドルらしい曲が多い。良くも悪くも。
なかなかこの曲!という1曲は無いけれど、どれも耳馴染みがよい。
1番人気の曲は何なんだろう。

私は「明日へのYELL」が好きです。
コンサートだと盛り上がりそうだ。
℃-uteがアンコール明けにタオル振り回して歌ってそうな曲。SHINESか。


ファンクラブに入る勇気が出ないので、当分このままテレビ(あんまり出ないのが悲しい。)で見ている形になりそうだ。
ジャニーズを好きになったとして、何をすればいいのか、その段階で分からない。

女子のアイドルはその点はとても簡単だ。
とりあえず握手1枚買って1回直接会えばいい。
リリイベや劇場公演などで1回パフォーマンスを見ればいい。
とりあえず握手、でもっと好きになるか、あれなんか違うかも…になるかを決められるのはとても気楽でやりやすい。


この熱、続くのかどうか分からないし、48グループやハロプロと違って好きになったらとりあえず握手して好きな気持ちを高める!ということも出来ないので、正直どう転ぶか分からない。
ただ、まさか私がジャニーズにハマるかもしれないというびっくりエピソードを残しておきたいから書いたのです。


さてさて℃-uteの秋ツアーが楽しすぎる話や、AKB劇場公演にまた行った話を本当は書きたかった。
℃-uteの秋ツアーの感想を書こうかな。

ハロヲタが考える世界にひとつだけの花問題

「世界にひとつだけの花問題」

 
書いてみたもののよく分からないことになりそうだ。
でも思ったことを書きたいから書く。
結論がまだ出ていないまま書きなぐっていくのでどう着地するかやや不安ではある。

 
ここまでの記事が期せずして全て48グループ関連の話題になっていた。
違うの!私はハロヲタなの!やなのやなの!さゆみやなの!といくら言おうとなぜか乃木坂について色々書いていた。
 
しかし私は女性アイドルへの情熱からはやや冷めるが、ジャニーズも好きである。
 
その中でも特にSMAPが好き。
ちなみに木村拓哉さんが好き。でもあまりにも有名人すぎてちょっと恥ずかしくてリアルではほとんど口外してない。
 
 
さて、先日のミュージックステーションスペシャルを今更ながら録画を消化した。
 
 
 
 
SMAP最高だな!!
 
 
 
はじめてフォントサイズを変えてしまったくらい素晴らしかった。
SMAPが好きだ、木村拓哉さんがかっこいいと改めて感動してしまうメドレーだった。
 
 
SMAPが歌ったのは、
夜空ノムコウDear Woman→世界にひとつだけの花
の3曲。
どの曲も大好きなので、最高だー最高だーとつぶやきながら見ていた。
 
 
さて、冒頭にも書いたとおり、私はハロヲタである。
ハロヲタならば、一度は呟いたことがあるであろう言葉がある。
 
 
 
 
「またラブマかよ」
 
 
モーニング娘。が、大きい歌番組に呼んでいただいた時披露する曲は、たいてい「LOVEマシーン」である。
説明不要なくらい大ヒット曲であり、まあいい曲だとも思っている。
しかし、それにしたっていつもLOVEマシーンなのだ。
その当時のメンバーは誰もいなくなってから随分時間がたつ。
それでも歌うのは「LOVEマシーン」。
ハロヲタ達は自嘲気味につぶやく。
 
「またラブマかよ」
(ちなみに私はLOVEマシーンが好きである。モーニング娘。も、みんなも社長さんもという歌詞でなぜかいつも涙が出てきて困る。)
 
 
 
SMAPのファンの方にとって、「世界にひとつだけの花」はハロヲタにとってに「LOVEマシーン」的な位置づけになるのだろうか。


「いい曲だけど…また?」
 


 「LOVEマシーン」「世界にひとつだけの花」
2曲の共通点といえば、そのグループを代表する大ヒット曲、そして他の曲とは比べ物にならないレベルの知名度の曲ということだ。
今のモーニング娘。をだれも知らないという人も、「LOVEマシーン」のサビは1度は聴いたことがあるだろうし、SMAPの曲は「世界にひとつだけの花」だけ知っているという人もいるかもしれない。
それほどの知名度がある曲が他にない場合、必然的に大きな歌番組で歌う曲として固定されてしまうのはやむを得ないことかもしれない。

ここまで書いたところで根本的な疑問が湧き上がってきた。



SMAPは本当に「世界にひとつだけの花」をテレビで歌いまくったのか。
 


確かにリリースした年の歌番組では、「世界にひとつだけの花」を歌って歌って歌いまくっていた記憶がある。
しかし、その後何年も歌っていたのだろうか。
モーニング娘。にとっての「LOVEマシーン」のような存在になったのだろうか。


そして、もうひとつ疑問がある。
実は、SMAPは「世界にひとつだけの花」の次のシングル「友だちへ〜Say What You Will〜」まで2年の時間がある。

 あれだけ売れてしまった曲の次に、すぐほいほいシングルを出すのも難しいだろうからこの空白の時間も納得ではある。
しかし、この期間SMAPは何を歌っていたのか。


書いているうちに、「世界にひとつだけの花問題」などと偉そうなタイトルを選んだのに何も結論が出ないということに気づいた。

というか教えてください。


SMAPにとって、SMAPファンの方にとって、

「世界にひとつだけの花」はどんな存在ですか?

documentary of 乃木坂46「悲しみの忘れ方」

迷ってるのは私だけじゃないんだ
そばにいつだって誰かいる
いいこと1つ今日の中に見つけて
悲しみを1つ忘れようとしてきた



実は2回見ました。
チャンスがあればまだ見たいな…見られるのかな。
以下ネタバレあります。



AKB48公式ライバルとして誕生したアイドルグループ、乃木坂46のドキュメンタリー映画。

AKBのドキュメンタリーを実は1度も見た事が無かったので、ドキュメンタリーを見るのは初めてだった。

「悲しみの忘れ方」
このタイトルを最初に聞いた時は、正直うわあ…というネガティヴな感想だった。

またお涙頂戴か…勘弁してよ…
どうせ選抜から漏れたりセンター外されたりでずっと皆泣いてるんでしょう?


見終わった後、タオルを持っていた自分を褒めながら止まらない涙をぬぐっていたけれど、とても爽やかな気持ちになった。
予想していた「お涙頂戴映画」ではなかった。



「悲しみの忘れ方」
このタイトルの意味を根本的に誤解していた。
乃木坂46のメンバー達が、乃木坂46に入った事で次々に襲ってくる悲しみを忘れるためにもがく姿を見せられるんだと思っていた。


この映画の中で、メンバー達は加入前に抱えていた悲しみを、乃木坂46の中で忘れようとしていた。
明るく笑顔で歌い踊る彼女達は、皆つまずき挫折し乃木坂46にたどり着いていた。

「人生を変えたい」
「今の自分から変わりたい」
この思いを持って乃木坂46にたどり着き、ここにしか居場所を見つけられ無かった女の子達がいた。


この映画の中では、乃木坂46のこれまでの活動が記録されている。
その活動は楽しいことだけでは無く、皆苦しみ涙を流しながら、それでも立ち上がって前に進んでいく。

「昔の自分は好きじゃない」から、変わりたいからここで頑張るしかない。
その覚悟があるから、悲壮感だけではない前を向いて立ち上がり続ける姿に勇気をもらった。


映画の中でメインとなるのは5人のフロントメンバー。
以下1人ずつの感想。




生駒里奈さん★
少年漫画の主人公だった。
そしてやっぱり乃木坂46の主人公は生駒ちゃんで、他の誰がセンターになろうと、生駒ちゃんがどこに立っていようと、生駒ちゃん以外は主人公にはなれないんだと改めて思った。
ぼろぼろになって、1人きりで立ち上がり続け、強くなっていく少年漫画の主人公。
生駒ちゃんの成長物語が乃木坂の成長物語なんだと思った。
印象的なシーンは、プリンシパルの舞台裏のさゆりんとの喧嘩のシーン。
そして喧嘩の後、糸が切れたように泣きじゃくる姿。
君の名は希望の後センターを外され、駐車場でくるくる踊る姿。




白石麻衣さん★
強い人。
映画の中で繰り返しまいやんは「私は弱いから、」と言っていた。
自分の弱さを知っているから、強くなろう完璧になろうとして強くなった人だと思った。
印象的なシーンは、代々木のコンサートのシーン。「いくよー?」とにっこり笑って言い、ガールズルールのサビをセンターで全力で歌い踊る姿。それを見て何故だか分からないけど涙が出た。
そして、孤立するさゆりんを握手会で抱きしめるシーン。





生田絵梨花さん★
天才生田絵梨花の生身の人間としての姿を見た。
いくちゃんは天才だから、そう思いこもうとしてきたんだと気付いた。
天才なんかじゃない(天才じゃないという言い方はおかしいかな)、努力をして誰よりも努力することで、生田絵梨花になったんだと気付いた。
印象的なシーンは、福神から外され部屋の隅で悔しさを隠しきれず泣くシーン。
プリンシパルのオーディションで歌詞を飛ばすシーン。
西武ドームで「あなたのために弾きたい」を歌うシーン。





橋本奈々未さん★
人間らしい人。
自分は現実を見ているということを、何度も繰り返しアピールするところが逆に年相応の女の子らしくてとても可愛いと思った。
私は「あまちゃん」のアキの、「ダサいぐらいなんだよ、我慢しろよ!」という台詞がすごく好きなんだけど(あまちゃんのこと、こんど書きたいな)、ななみんは自分のダサいところかっこ悪いところをすごく自然に受け止めているような気がした。
あと本当にななみん綺麗になった。1番垢抜けたのはななみんかもしれない。
印象的なシーンは、生駒ちゃんとさゆりんの喧嘩に何も言えず見ているシーン。
さゆりんの不倫相手に怒りを露わにするシーン。不倫相手を責めるメンバーはいなかったと思うのでとても新鮮だったし、それを口に出してしまうななみんの素直な感性が好きだと思った。




西野七瀬さん★
よくも悪くも「女の子」。
女の子のすごく優しいふんわりした側面と、女の子の怖い側面を持っているところがなあちゃんの魅力なんだと思った。
もろくて傷つきやすいから守ってあげたくなる側面と、1人で立ち上がり歩き続けるたくましさを持っている不思議な子だと思った。
初期なあちゃん、今と全然雰囲気が違うなあ。ギャルっぽくて初期なあちゃんとても可愛いと思った。ダンス部時代の一瞬流れる映像がとても可愛かった。
印象的なシーンは、部屋で「孤独ですよ」と呟くシーン。
さゆりんの不倫に対して「怒ってない子いなかったんじゃないですか?」とさらりと言うシーンの怖さ。




ずっと1期生の物語で、2期生が全く出てこないので、うーん…と思うところはあったけれど、ラストシーンはこうくるか…と膝を叩きたくなる爽快感だった。

無限に未来があると思った。
グループとしての未来というよりは、彼女達それぞれの未来が無限にあると思った。
ずっと泣きながら見ていたし、終わった後もしばらく泣いたけどなんだかすっきりして爽やかな気持ちになったのは、ラストシーンのおかげかもしれない。



そして、劇中で使われる去年の神宮ライブで披露された「君の名は希望
やはり名曲だと思った。

「こんなに誰かを恋しくなる自分がいるなんて」
「君の名前は希望と今知った」

この曲をブログのタイトルにしたのは、私がアイドルを見るときいつもこの曲を思い出して上の歌詞が頭に浮かぶから。
1番好きな曲は実は「君の名は希望」ではないのだけど笑、それでもこれから先乃木坂46を思い出す時浮かぶのは「君の名は希望」なんだろうと思った。


ラストで流れる主題歌「悲しみの忘れ方」
音源化されていないのが本当に惜しいぐらいの名曲だと思う。

「いいこと1つ今日のなかに見つけて、悲しみを1つ忘れようとしてきた」

この歌詞ワンフレーズだけで、この映画が描いたことを表現しているのが凄いと思った。




本当に見てよかった、心の底から思える映画だった。
「いいこと1つ今日のなかに見つけて、悲しみを1つ忘れようとしてきた」
私も毎日のなかで嫌なことや苦しいこともあるけれど、自分で悲しみを忘れるために精一杯生きていこうと思った。
勇気をもらえる希望の沢山詰まった映画だった。

AKB劇場公演「イブはアダムの肋骨」感想

行ってまいりました。
9/15 春風亭小朝公演「イブはアダムの肋骨」公演。
どーせ外れるしー…と思って申し込んでみたらまさかの当選!

以下ネタバレあります!




セトリは、

初日
スカート、ひらり
ボーイフレンドの作り方
雨のピアニスト
禁じられた2人
それでも好きだよ
黒い天使
ヘビーローテション
ハロウィンナイト
君だけにChu!Chu!Chu!
シャムネコ
転がる石になれ
盗まれた唇




感想は…



楽しすぎるー!!!!!!!!!



これに尽きる!


1曲目の「初日」で、自分でもひくぐらい涙が出てきて困った。
センターのこじまこちゃんのキラッキラの笑顔で、
「その努力けして裏切らない」
なんて歌われて泣かないなんて無理だ。

そして、ユニット曲が全曲大好きな曲だったので、次から次へと楽しめた。フルコース大満足。

特に

「禁じられた2人」

昨日の出演メンバーのなかでは
1推し みーおん
2推し 茂木ちゃん
の私にとって、2人の禁じられた2人は贅沢すぎる組み合わせだった。
女優みーおんの曲中の台詞もなかなか情感たっぷりでどきっとした…。
茂木ちゃんは黙っていれば美少女という言葉がここまでしっくりくる女の子も珍しい。
ストレートの黒髪がすごく似合っていて、真顔が本当に綺麗だった。
オリメンの「禁じられた2人」は大人の女性の恋という感じだけれど、この2人の「禁じられた2人」は、中学生ぐらいの女の子の恋って感じがした。可愛らしいけど切ない恋という感じで、それはそれでありだと思う。



他に気になったメンバーは、


岡田奈々ちゃん


茶髪がとっても似合う!
白い肌と茶色の瞳だから、絶対茶髪が似合うのは納得なんだけど、人形のようだった。
こじまこちゃんのキラキラアイドルオーラと奈々ちゃんの冷たい空気感がぶつかりあったてもでもの涙、とてもよかった。
ただ、てもでもの涙の衣装が可愛くなかった…もっとこった衣装にしてあげて欲しい…あんなそこら辺で買ったワンピースみたいな衣装じゃなくてさあ…。



木崎ゆりあちゃんはやはりすごかった。
正直、彼女のどこがそこまで評価されているのかよく分からなかったけど(ごめんなさい)、1人で歌い踊る「それでも好きだよ」を見て、ああ芸能人だなーとぼんやり思った。
1人で一曲を歌いあげるんだけど、1人だけでゆりあちゃんだけの空間を作り上げることが出来ていてついつい引き込まれた。



阿部マリアちゃんの喋り方がこじはるにやっぱり似ていて面白い。
目をつぶって聞いたらこじはるだと思うかもしれない。
へにょへにょした声質と、語尾の伸ばし方が似ているのかな。



とっても楽しかったけれど、しいていうなら「君のことが好きだから」で終わるとちょっと消化不良感がある。

めちゃくちゃに盛り上がって、さあ!ラストもう一曲!てなる曲なので、あれで終わると、
「あ、そうか終わり?あー終わり…終わりね」
てなる。
でもこの後に何をもってきたらしっくり来たのだろう。
ひこうき雲」「白いシャツ」とかかな。
セトリを考えるのって本当に難しい。

あと、ユニット曲がスタンドマイクの曲が多いのでセンターに集まることが多くて、柱で全く見えないことが続くのはちょっと残念。

私も「黒い天使」は、おそらく田野ちゃんと思われる影が動くのだけを見ていました…。
もっとステージ全体を使う曲をバランスよく入れると、色々な席のお客さんが楽しめると思う。



これからまた別の公演も始まるけれど、是非そちらも行ってみたい。
やっぱりあの近さで、歌って踊るのを見られるのは最高に楽しい贅沢な時間。
劇場公演はやはり1度見たらやめられない。

 
「また明日も見にくるでしょ?カモンカモン」


また当選するように、毎日申し込みをせっせとする日々に戻っていく。